12月はクリスマス・お正月のお花のお稽古が中心になります。なんとなく華やいだ気持ち。大らかな気持ちになります。来年も、伸びやかな植物の表現を目指して、楽しく静かに心落ち着くお稽古の時間となりますように。

お稽古を始めて2か月目。初めての自由花です。ピンクッション、ききょうらん、ヒペリクム、それぞれの花材を大切に見つめる目。伸びやかで優しい作品になりました。

少し色を抑えた作品が並びました。皆さん、線に注目。線の世界に個性が溢れています。

小学一年生の女の子の作品です。初めて触る雲竜柳。柔らかい枝の線を丸くし、花器を自分で選んで、お水を花器に注ぎ、赤いけいとうの花と孔雀草をいけていきました。自由な気持ち、優しい気持ちがあふれ出る作品ですね。

秋の実り。お花屋さんから、大量の豆柿が届きました。写真が少し陰になってしまい、ごめんなさい。

モンステラの緑色の葉から転がり出てきそうなフォックスフェイスのコロッとした表情、ユーモラスな表現です。

自由に楽しい秋の到来です。同じ花材から個性溢れる作品になりました。

象のオブジェを見つけて、栗の実とコラボレーションした作品。ころころとした栗のまだ青い実が、かわいいですね。

野菜と果物(ドラゴンフルーツ)、その周りに野ばらの実が漂う静かな作品に仕上がりました。表現の幅が広がりつつあります。

9月に入り、日差しも和らいでまいりました。今日は、お迎え花、テーブル花、壁作品、いろいろと場所を考えて、室内外に自由にいけてみました。初めて菊づくしや秋のまぜざしをいける方、数年ぶりにお稽古に参加された遠方の方、賑やかなお稽古でしたね。伸び伸びと自由にいける場を広げていきましょう。

8月最後のお稽古。少し秋色がっかた今日の花材。三者三様のいけばなに仕上がりました。残暑の中、朝晩の空気や風に、鎌倉の秋の気配を感じます。

今日から、自由花(教科書)に入りました。伸びやかな気持ちの良い作品です。きっと、嬉しくて、伸び伸びといけられたのでしょうね。

残暑の中、末枯れの紫陽花と蔓、枯オクラが花材。唐ゴマの色づいた葉が色を添えています。軽やかな作品です。朝晩の虫の鳴き声が、秋を呼んでいます。

暑中お見舞い申し上げます。7月のお稽古は、睡蓮と吊り花・掛け花を行いました。初めて睡蓮をいける方、吊り花・掛け花を制作する方。暑い夏のお迎え花、涼やかなお稽古になったようです。

お稽古を始めて10か月。初めて吊り花に挑戦してみました。机の上から離れて、軒先に吊るして制作。虫よけスプレーをして、脚立に登ったり降りたり。夏風に揺れる気持ちの良い作品が完成。楽しいお稽古でしたね。

水を意識した作品です。水面に浮かぶ優しいけむりの木と鉄線の白い花。最後まで1本の縞ふといの空間にこだわって制作完成となりました。暑い夏、とても素敵な涼しい風が吹いてきます。

立ち上る動きの出た作品に仕上がりました。強さと優しさの混ざった作品。色のコントラストも効果的です。

初めて浮き花のお稽古です。色づいた夏はぜと小さな笹ゆり。黒い水盤に浮かぶ素敵な涼を呼ぶ景色になりました。

お花屋さんから今年も芍薬が届きました。たっぷりふくよかな香りのするピンク色の芍薬でテーブル花をいけた作品です。会話の弾むティータイムですね。

ニューサイランの伸びやかな動き、ニューサイランの割いた面が転がりだしそうな円の動き。青色と黄色を主とした二人の作品が呼応しているようです。同じ花材でも、手にする人によって、違った作品が出来上がります。だから、いけばなは楽しい!ですね。

小さな女の子たちは、お稽古に来る道端で、いつもお花を見つけて、拾って、届けてくれます。小さなプレゼント。風でゆらゆらと落ちた花びら1枚、お花のついた小枝だったり。。。植物を愛しいと思う気持ちが嬉しくて、水に浮かべてみました。

小学4年生の作品です。幼稚園の時から時々お稽古にいらしているので、いつの間にか、一人で花ばさみを使ったり、花器を選んだり出来るようになりました。毎回の成長が楽しみです。お花に気持ちを込めて、いけている様子。嬉しいですね。

小学1年生の作品です。自分の顔よりもずっと大きいモンステラの面を発見しました。緑の面の周りを黄色の花々が飛んでいます。元気いっぱいですね。

葉ものを使ってのいけばなです。夏の到来を感じるような緑の葉の面が広がっています。

5月の最後のお稽古。ガラス花器にいけたアリウムと水が不思議な世界を運んでいます。

初夏の陽気、気持ちよく立ち上がった線が清々しさを感じますね。

初めての菖蒲・杜若のお稽古になる方、何回目かの方、聞こえてくる鶯の声を聴きながら、気持ちよく作品が完成しました。

風薫る5月。一年に一度のお節句花:菖蒲・カキツバタの清々しい緑をいけました。

10年以上のブランクを経て、お稽古を再開されました。もう一度お稽古を再開するには、勇気がいるかと思います。お花が好きだから、昔のお稽古のとても楽しかった思い出があるから、引退後の楽しみに。。。いろいろな経験をしたからこそ、いけられる花があるのかと思います。とても気持良く、水が綺麗な光を放っています。

初めてお庭でいける方達、既にお庭でいける機会を経験されている方達。流れる空気、優しい風を感じて、自由に楽しんで頂けたでしょうか?

次回の「お庭でいける」機会が待ち遠しいですね。

今年もお庭でいける機会の登場。気持ちの良い日差し、青葉溢れる季節です。鶯の鳴き声を聞きながら、鎌倉の春を楽しみながら、お庭で自由にいけていきます。いろいろな空間でいける楽しみ、自由さの発見です。

3月3日は雛祭り(上巳の節句)。お雛様を飾って欲しいと願い、少し早めに桃を花材に。

初めての自由花。小学4年生の女の子の自由花。もう少しで動き出しそうな大らかな気持ち良い線の作品。緑の葉で作った面からそっと覗く白いカラーの作品。いける方の思いがいっぱい詰まっています。

 

寒い冬、一緒にミニアチュールのお稽古を楽しんでみました。植物の線、色、花びらの形、植物の細部を新発見。時がたつのを忘れ、寒さも忘れ。。。お庭には、紅白の梅が咲き始めました。もうすぐ春がやってきます。

明けましておめでとうございます。例年通り、初稽古は水仙のお稽古です。水仙の香りを楽しみながら、きりりとした気持ちのお稽古になりました。

昨年から、お稽古を始めた小さな姉妹(幼稚園と小学生)は、一緒にいけて一つの作品を制作。「小さな幸せなお花の思い出を」と、願っています。今年も植物との楽しい時間が過ごせますように。